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ヘルペス治療薬のド定番!バルトレックス!

2019年11月25日

性器ヘルペスは性行為によって感染する病気のひとつで、病原体は単純ヘルペスウイルスと呼ばれるウイルスです。ウイルスに感染すると、性器や唇などにチクチクとした痛みを伴う水ぶくれが生じます。症状は数日~2週間ほど続き、自然に消滅して治癒します。治癒した後も免疫力が弱くなると再発することがあり、人によっては何度も再発を繰り返すケースがあります。

ヘルペスは自然に治癒しますが、1~2週間もの間にわたり性器や唇に強い痛みを感じることになります。ヘルペスは細菌ではなくてウイルスが病原体なので、抗生物質を用いて治療をすることができません。抗ウイルス薬を利用して治療をすれば、短期間で水ぶくれを治癒させることが可能です。

アシクロビルは世界初の抗ウイルス薬で、アシクロビル錠という薬に配合されています。アシクロビル錠を服用すれば、ウイルスの増殖を防ぐことで治癒を早めることができます。ただしアシクロビル錠には再発を防ぐ効果はなく、服用回数が1日4~5回と多いというデメリットがあります。アシクロビルは消化管からの吸収率が低い上に短時間で体外に排出されてしまうので、効果が持続する時間が短いからです。アシクロビル錠を用いてヘルペスの治療をする場合には、血中濃度を保つ目的で1日あたりの服用回数を増やす必要があります。

アシクロビルを改善したバラシクロビルは第2世代の抗ウイルス薬で、バルトレックスという治療薬に配合されています。バラシクロビルは吸収された後に肝臓で代謝されてアシクロビルの成分に分解されて、ウイルスの増殖を防ぐ効果を発揮します。バラシクロビルは肝臓で代謝されながら徐々に体内でアシクロビルが生成されるので、少ない服用回数でも効率的にウイルスの増殖を抑制することができます。バラシクロビルのように体内で代謝・分解されて薬効を発揮する成分に変化する薬を、プロドラッグと呼びます。バルトレックスは効率的に血中濃度を保つことができるので、服用回数は1日あたり2回に改善されています。

肝機能に問題がない方であれば、ヘルペスの治療薬としてバルトレックスを使用することができます。バルトレックスには性器ヘルペスの再発を防ぐ効果もあり、予防目的で継続的に服用することも可能です。バルトレックスの使用方法ですが、性器・口唇ヘルペスであれば500mg錠を1日2回服用します。予防目的であれば、500mg錠を1日1回服用することができます。

バルトレックスは医療用医薬品(処方箋薬)に指定されているので、日本国内では一般向けに販売されていません。この薬を入手するためには病院や診療所で受診をして、医師に処方箋を出してもらう必要があります。バルトレックスを入手するために、ネット通販を利用して海外から個人輸入する方法があります。最近は海外でバルトレックスのジェネリック医薬品が開発・販売されているので、個人輸入をして入手すれば少ない費用でヘルペスの治療をすることができます。